ブログと修復と (α)

書き部のブログ。書いてあることの2割を嘘だと思って読むべし。毎週金曜午後に更新 月三回 コリウスの葉っぱが目印 更新は終了しました。

10/12

ゴミ捨て場に逢阪まさよしの本が捨ててありました。

12時ね6時40おき

リハビリ中です。少しずつ回復してきた。 1時間半はできました。

 

寄稿予定の文です。

僕は視線誘導のない文庫本は1冊すら読破できません。というのも、本を読む際に一言一句で進めるのは10ページくらいが限界で途中から行をすっぽかしてしか読めませんし理解できません。活字が読めないわけではないですが、ページと縦書きシステムが自分に全く合っていません。最後に読みきった縦書き本は小学5年生で読まされた読書感想文用書籍くらいです。ゾロリスタイルの児童書は読み切れますが、かなり疲れます。

(新作『かいけつゾロリのゾクゾクゾクゾクようかいまつり』ですが、背表紙裏の挿絵が好きだったのでおすすめしときます。)
こんな人物は開成の中ではかなり異端だと思います。それでもおすすめの文化的作品(コンテンツ)を紹介したいと思います。多分皆があまり触れていない部分だと思うので逆にウケるものもあるかもしれません。

 

当然現代文の問題の出典となるような本や難しい本は読んだことないものの、高校以降学校の現代文の読解の問題でそこまで苦労したことはないです。(10ページ以下である故読み切れはする) その理由は間違いなく、経験や情報の取得の術の範囲が大きく広がっていたからでしょう。 40代以上の教師は須らく本を読め、若しくは旅をしろと言います。でも今はそれだけではないですね。

 自分の考えは 特にカードゲームから広がったように思います。

 まず、世に無料で流れていて、画像付きで、横書きであるweb記事、「ブログ」が大きな支えとなったと思います。(これ以降作品名をググれば読めると思います。)

最も大きな存在はMark Rosewater(マロー)の『Making Magic』シリーズです。 これは世界的TCGのMagic:the getheringのデベロップについての公式記事です。Web上で無料で、横書き形式で大量に読めて日本語で、しかも面白いです。原文を読むのに挑戦すれば、英語学習も進むでしょう。特におすすめは『NUTS & BOLTS(基本根本)』というシリーズです。これは中学生の時に読みました。かなり影響されました。
その他のブログでも僕にとっては読めて、面白いものがたくさんありした。遊戯王のプレイヤー視点では原根健太(jspeed)氏の「くされにっき」やあんだるぽ氏の「たんけんのこころえ」などがあった。

また、それつながりで、(多分)ツクコマ/東大OBの元カードプレイヤーLW氏の日々のオタクなブログ(カードはあまり関係ない)『LWのサイゼリア』を読んでいます。特に、『△年○月 消費コンテンツ』というシリーズが評価されおたく界のカリスマとなりつつある作者。

213.恋愛とかされたりしないんですか
「このコンテンツ消費しないんですか」みたいなノリで来ましたけど、しないと思います。

 

僕が最後にプライベートで異性と会話したのは小学六年生の卒業式なのでもう終わりです。逆にその環境でヤバいミソジニーモンスターとかになってないのが偉くないですか?
『20/12/19 お題箱回:恋愛事情、小説入門書、作者の死etc』より引用

どうして多くの開成生がLW氏を知らないのか甚だ疑問です。

 

 

熱烈なゲームのコミュニティにも助けられました。

少数の人々に強烈なゲーム体験を刻んだ『Faeria』というオンラインカードゲームは、あまりプレイされなくなった今でも、歴戦のプレイヤー達は一帯感を持っています。活気があった時入ったコミュニティは自分にとって居心地がいいもので今でも続いています。激アツのゲームは釣り堀効果で重厚なネットコミュニティを築けることはわかりました。

紙のカードゲームの熱烈な奥深さを漉したような遊び方、「キューブドラフト」では、中3の頃より、ネットで知り合った開成/東大OB主催のイベントに行き、30代になろうがファーベントな遊びができるということを痛感して人生設計が大きく変わりましたし、先輩であっていざとなったら口聞いてもらえる方も出来ました。また、キューブドラフトのカードプールを考えることが日々の大きな楽しみの一つになりました。

少しジャンルは変わりますが上海アリス幻樂団の『東方project』という同人ゲームとその一帯の文化が自分の中で不動の位置を築きました。批判的に見ることも多いですけれど、全体として人生の約1%を占めています。位置的には自分の神道浄土真宗に加えて3つめの宗教かもしれない。最新作『東方虹龍洞』の話はかなりマニアックで、網野善彦『無縁・公界・楽』が近いらしい。(読めない)

カードゲーム以外にもまだまだネタはありますが、多くは非健全なものなので今回はこれくらいで。 

 

模型、旅行、絵画鑑賞等が趣味なら歴史を自然と学べますし、自然と本を読むんでしょう。部活に長年在籍すれば、色々教えこまれたり、無茶なことをやり、色んなことに役立って進んでいけるんでしょう。日々の楽しみが、所謂「勉強」に近い人がすごいのかもしれません。 でも今の時代なら、