共沈悟諦
下心ではなく、チップとしてガーターリング(運良く はてなの辞書に乗ってる)にお札を挟むやつをやってみたい。
スケジュール管理には数学と算数の2種類がある。
数学とは、一般化の学問であり、変数があっても通用する。ということだ。
未完の作業AとBがあった時、Bは素材としてAが使われるとする。なので、Aが終わるまでBは完成させることができないのは確かである。しかし、Bに対しての「評価」は、Aができることを前提にしたAを抜いた枠を作るという作業(によって実質的にAができた時点でBが出来上がるという状態を作るという作業)に置き換えることが出来る。これで、Bの作業を実質Aが終わる前に完了できた。しかし、これはAの作業が予想通り出来上がるという信用によって成り立つ仮想でしか無い。それでもこのやり方の導入で、人間が複数人でのプロジェクトを進められるようになったのだと思う。この問題は作業員や機械の均一性によって解決される。
例えばホームページ作成や雑誌の編集は数学的作業と言える。
逆に算数スタイルのスケジュールをしてみよう。 まず問題文に使われる数値を全部揃えないといけない。
算数では信用なんてものは使えないので、全てを順に作っていくことになる。あとは手際の問題だ。同位(先程の例だと作業Aは1位作業Bは2位)の者たちの順序の見極めや、似た作業は一気にやってしまう。などなど。算数的な作業でしかできない物もある。テントを設営する人に、手際の違いはあっても、一気に最後のパズルのピースをはめたかのように終わらせられる人はいない。
つまりテント設営は算数的作業。