デリックマンタ
どうも、方舟式歳楼。ばなです。
今回は、読んだことのない本について感想文を書いてみたいと思います。
「世界の果ての子どもたち」
舞台はマダガスカル、東アフリカ初の友人宇宙ロケットに子どもたちを乗せ旅立つ。子供の人権についての提言と、逆に児童労働の蓋然性も、子供の立場から語られていて面白い。最後は宇宙海賊に追い詰められて終わるが、ゴー☆ジャスのネタの通り「まだ助かる」のだろうか。マダガスカルでも子供が頑張っているんだなぁと感銘を受けた作品。
「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」
建築物の建て替えのときに発生する廃石膏ボードが、処理される時地下水に存在する硫酸塩還元細胞によって硫酸公害が起きるという題材が斬新だった。石膏ボードは、ぼくが開発した耐火性リサイクル性に優れている夢の素材だった。しかし、そこから公害に加担してしまったことが複雑で悲しかった。
タイトルは白白青を含むクリーチャーである、雪花石を率いるもの、ブルーナ/Bruna,Light of Alabasterの事である。
(雪花石は石膏のことを指す。)