ブログと修復と (α)

書き部のブログ。書いてあることの2割を嘘だと思って読むべし。毎週金曜午後に更新 月三回 コリウスの葉っぱが目印 更新は終了しました。

ポップ無草似綴

どうも、10月に初めて熱中症になった。日差しが暑いのに風が冷たいとヤバイ。ばなです。



今回はばなの美学について 

ばなの美学の基本は簡単に言うとギャップ萌だ。


サイコが作品で取り上げられるとき

発狂する、意味のなく人を殺す、ずっと笑う、変態蒐集、酷い嘘をついても傷つかない。ただひたすら暗い。見るだけでただ暗い気持ちになる。そういう作品が注目されがち

 

サイコの正しい定義は

 

  「良心が異常に欠如している
  他者に冷淡で共感しない
  慢性的に平然と嘘をつく
  行動に対する責任が全く取れない
  罪悪感が皆無
  自尊心が過大で自己中心的
  口が達者で表面は魅力的」

 

早川書房『診断名サイコパス』より引用

 

それだけだ。暗いだけでも明るいだけでもない。なのに暗い方向だけ、極端に明るいところをフォーカスして それと同じ音楽を流すんだ。

俺は 

暗く狂う中に無意味にあるキュート 

明るい言葉のみで語る陰鬱な事象

屈託のかけらすら全く無い笑顔 表面

ひたすら暗い雰囲気のストーリー映画なのに 音楽はポップで明るい

物凄く明るい曲調なのに 歌詞は最高に重い

狂ったストーリーなのに 音楽は精密でキレイ

下品なギャグなのに 絵柄はとてもやさしくてかわいい
中学生女子が「酒を甘くしないでほしいと」と歌う

が最高なんだ

 
例えば
下品で 気持ち悪い絵柄の「スポンジボブ」はきらい。 下品だけど 可愛い絵柄で曲もいい「トムとジェリー」や「アドベンチャータイム」は好きなんだ。
ラブリーなキャラをラブリーだけで、クールなキャラをクールだけですごい個性をグループだけで消費してしまう「ラブライブ」があまり好きでは無いんだ。どんな曲でもキャラに歌わせられる「アイマス」が至高なんだ。


同じ色だけじゃ駄目、細かな変化こそがこまやかなり。